【学部】留学体験記 小川真由

◆留学先
スペイン、サラマンカ大学 国際コース

◆期間
2019年10月〜2020年3月(学部2年秋学期)

◆履修した科目、内容、勉強になったこと
平日は毎日5コマの授業があり、最初の2コマはレベル分けされたクラスでスペイン語の文法や会話、作文など語学科目を履修しました。その他は、スペイン文化、スペインにおけるビジネス、アラビア文化、歴史、スペインの歴史の中の女性、といった科目を全てスペイン語で履修しました。アラビア文化の授業では、初めて触れるアラビア語をスペイン語で学ぶことに苦労しましたが、2つの言語や文化における関係性を学ぶ貴重な経験になりました。また、「スペインの歴史の中の女性」という授業では、各国の学生とのディスカッションを通して、それぞれの文化の中での女性に対する価値観を知ることができ、非常に学びの多い授業でした。

◆住んでいた所 寮、ホームスティなど
半年間ホームステイをし、ホストマザーとアメリカからの留学生と3人で生活していました。サラマンカの街は、世界遺産に登録されている中心部の旧市街と、その周囲の新市街で構成されていて、私のホームステイ先は旧市街にあるマンションでした。歴史的な街並みや外観が残る美しい地域で、学校や大通りにも近いとても便利な場所でした。

◆留学での体験など
毎週カフェで行われていた日本人とスペイン人の交流会に参加し、そこでたくさんの友人を作ることができました。また、週2回ダンス教室に通い、ダンスフィットネスやドミニカのダンス「バチャータ」を習っていました。学校以外のところでも様々なコミュニティに入ることで多くの人と関わる機会ができ、より有意義な留学生活にすることができたと感じています。
毎週末、先生が引率して文化を学ぶ自由参加の遠足プログラムがあり、ポルトガル二泊三日、サンチャゴ・デ・コンポステラ一泊二日などのツアーに参加しました。その他にも学校が提供するプログラムは多数あり、陶芸教室や調理学校での生ハムカッティング講座、パエリアとガスパチョを学ぶ料理教室、日本語ボランティアなどに挑戦しました。
スペイン以外でも、冬休みにヨーロッパの6カ国11都市を回り、たくさんのアートや建築を自分の目で見る機会や、パリのファッションウィークでのスナップ撮影など貴重な経験を得ることができました。