◆留学先
フランス、リヨン第三大学(CS-L)
◆期間
2021年9月〜2022年8月(学部3年秋学期〜4年春学期)
◆履修した科目、内容、勉強になったこと
最初のセメスターでは、フランス語・フランス史・フランス文化・美術など、フランスでの生活に必要な知識を付けるための授業が指定されており、他の留学生とともに毎日授業を受けていました。朝8時から夜の6時や7時まで授業が行われることもあり、平日は授業中心の日々でした。
冬休み明けの第2セメスターからは、リヨン第三大学の授業を選んで現地の大学生と共に講義を履修しました。学部や学年に関係なく自由に履修を組むことができ、フランス語やフランス文化に関するものに加えて英文学や日本古典文学、美術史などの講義を履修しました。授業がフランス語で行われるため理解が難しい場面も多かったですが、学んだことも多く、例えば日本古典文学のクラスでは、フランスの視点から日本の文学を学ぶことができ興味深い経験でした。
◆住んでいた所 寮、ホームステイなど
早稲田大学の留学センターが手配してくださり、大学のキャンパスすぐ隣のアパルトマンで一人暮らしをしていました。リヨンは旧市街と新市街があり、大学のキャンパスもアパルトマンも新市街に位置しています。大学のすぐ隣というロケーションから、同じ大学に通う現地の大学生や日本を含むさまざまな国からの留学生が多く暮らしており、彼らとの交流も多く、大学の近くという便利な場所で、楽しく暮らすことができました。
◆留学での体験など
留学受入先のリヨン第三大学には日本語学科が設置されており、日本語学科の学生と交流する機会があったことで、日本に興味のある友人を作る機会に恵まれました。私が日本に帰ってきてから、日本に留学に来ていて、交流が続いている友人もいて、嬉しく思っています。
フランスでは10日間ほどの休みであるバカンスが定期的にあり、陸続きで多くの国と接しているため、旅行しやすく、ヨーロッパのさまざまな地域に気軽に足を運ぶことができたのも、良い経験になったと感じています。