【学部】留学体験記 長山楓

◆留学先
アメリカ、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校

◆期間
2022年5月~2022年12月(学部3年春学期)

◆履修した科目、内容、勉強になったこと
私は大学4年次の一年間休学し、カリフォルニア州ロングビーチ市に私費留学をしていました。夏の3カ月間は、朝の8時から夕方の3時まで、レベル分けされたクラスで英語の文法や、会話などの語学科目の授業を履修していました。秋学期は大学の学部課程に所属し、週に7コマ、計12単位分を履修していました。留学生は専攻に関わらず、自由に授業を履修することが出来た為、自身の興味関心に合わせ、映画製作、ジェンダー学、異文化コミュニケーションと、様々な分野の授業を履修しました。「映画制作」の授業では、私をのぞき、皆映画学部専攻の学生であった為、当初は知識や技術の足りなさに苦労しましたが、座学だけでなく、実際の機材を使用してのショートビデオ撮影や、映画のストーリやテレビ広告のアイディアを考えるなど、貴重な経験を数多くすることが出来ました。また、「異文化コミュニケーション」や「文化とコミュニケーション」の授業では、留学生も多く履修しており、互いの文化や言語の違いについて、毎授業ディスカッションを行うなど、非常に興味深い内容であり、自文化や他文化について、多角的な視点を与えてくれるものになりました。

◆住んでいた所 寮、ホームステイなど
8カ月間の中で、ホームステイ、シェアハウス、学生寮の3つの居住タイプを経験しました。渡航当初は3カ月間ホームステイをしており、デンマークから来た留学生2人とアメリカ人の学生1人の5人で生活していました。週末には、車でハイキングやビーチに連れて行ってくれることや、長期休みにはラスベガスとグランドキャニオンまでロードトリップに連れて行ってくれることもありました。後半の4カ月は学生寮に入寮し、韓国人のルームメイトと共に暮らしていました。寮に住んでいる学生は必ずミールプラン(※寮の食堂で決まった回数食事をすることの出来るシステム)を利用しなければならない為、週に10食は寮のダイニングホールで他の寮生と共に食事をしていました。バイキング形式で、和食から洋食、サラダバーやデザートまで幅広いメニューが揃っており、お昼時には寮生以外にも多くの学生で賑わっていました。また、定期的に寮生を対象にしたイベントが開催されており、そうしたイベントを通じて多くの友人をつくることが出来ました。寮生活無しでは留学生活を語ることが出来ない程、充実した4カ月間を過ごすことができたと思います。

◆留学での体験など
大学が主催していた留学生の為のイベントや寮でのイベント、サークル活動など、様々なコミュニティに参加することで、多くの友人をつくることが出来ました。特に寮で出会った友人とは、一緒に寮のダイニングホールで食事をし、その後自習室で勉強するなど、日々の生活を共にすることで、より親密な関係を築くことができました。

留学先のロングビーチ市は、ロサンゼルスから車で30分の場所にあり、周辺には多くのビーチがあった為、授業後や週末には、よくロサンゼルス観光やカヤック、パドルボーディングなどのマリンスポーツを楽しんでいました。エンジェルススタジアムやカリフォルニアディズニーがあるアナハイムにも隣接していた為、娯楽に困ることはありませんでした。

また、ロサンゼルスを訪れた際には、LACUMA Museumやゴッホ展、Getty Museum、ウォルト・ディズニー・コンサートホールを訪れ、アート作品や有名建築を自分の目で見て触れる機会を得ることが出来ました。休暇を利用して、カナダやサンフランシスコ、サンディエゴ、ラスベガス、サンタバーバラと多くの都市も訪れることができ、貴重で大変有意義な留学生活となりました。