【学部】留学体験記 長谷川抹実

◆留学先
オランダ、ユトレヒト大学、人文学科

◆期間
2019年8月〜2020年4月(学部3年秋学期〜春休み コロナの影響で早期帰国)

◆履修した科目、内容、勉強になったこと
美術史の授業では、主にヨーロッパ美術を中心に、ヨーロッパでは他の地域の美術や芸術がどのような位置付けにあったかを学びました。基本的な美術の歴史的編成とオランダにゆかりのある画家(ゴッホなど)について、作品を考察しながらその特色を学びました。実際に美術館に足を運び、日本との関係性についても調べました。
また、宗教的目的から商業的目的へと絵画の目的が変化していったことによる、画家たちの葛藤や苦難をたくさん知ることができました。
アートの社会性という授業では、様々な団体によってどのような目的と位置付けで「アート」が使われているか、考察しました。「アート」とはどういう概念であり、どういった影響をもたらすのかを論文を通して少人数のゼミのような形で議論しました。3人の班ごとに特定の団体を選び、考察レポートを書きました。私の班は、ファッション業界における持続可能性と、ファストファッションによって作り出された労働格差の改善を図る団体について考察しました。「アート」は単なる娯楽としてではなく、メッセージとしても機能することを強く感じました。実践的で楽しかったです。

◆住んでいた所 寮、ホームステイなど
学生マンション(寮)のようなところ。私は大学直営の寮には入れず、それでもめげずに大学に連絡をし、紹介していただいた学生マンションで暮らしていました。森の中にポツンとある古い教会を寮にリノベーションしたところです。そこで大学生、大学院生総勢60名と暮らしていました。キャンパスまでは自転車で片道12kmと近くはなかったですが、オランダの自然の中運動するのは気晴らしになり、私には合っていました。

◆留学での体験など
留学を通して感じたことは、現地大学生との交流の難しさです。今でも繋がりのある方々はみんなヨーロッパの留学生で、現地大学生ではありません。現地の大学生とは授業も異なるため、オランダ人と仲良くなるには、クラブに入ったり、自分から積極的に話しかけていかないと難しいように思えました。しかし、それでも世界各地からやってきた留学生とたくさん交流ができて、私は大満足です。
オランダの場合は、アルバイトが可能で、私はベトナム料理屋さんで働いていました。海外で働く経験は貴重なので、余裕があればアルバイトをしてみることをお勧めします。
留学中は授業も大変かもしれませんが、とにかく、休みの日は出かけることをお勧めします。何事も経験。パーティや友達とのショッピングでも異文化を感じられたり、発見があります。オランダの場合は、他のヨーロッパ諸国へのアクセスがいいので、週末に国境を越えて旅行へ行っていました。

◆オランダで生活する上でお勧めしたい絶対に持っておくべきもの。
① 交通カード(オンラインで購入しました)
② ミュージアムカード(オランダ国内の美術館に3回以上行くならお得です)
これはお城や遺跡でも利用できます。また各施設の受付で買うことができるので、最初に訪れた美術館での購入をお勧めします。
③ レインコート
冬場は霧のような雨が続き、自転車に乗ることが多いので傘ではなくレインコート(現地のブランドでお勧めなのが、America Todayというブランド)
他にも銀行口座の作り方や携帯SIMの選び方、自転車のレンタルなどお伝えしたいことがたくさんありすぎるので、知りたい方は私に話しかけにきてくださったら嬉しいです。