10月22日(月)
ピエール・ボナール展
@国立新美術館
現在六本木の国立新美術館で開催されているピエール・ボナール展を見学しました。
今回の見学に際しては、本ゼミの博士後期課程に在籍中の、ピエール・ボナールを専門に研究している吉村真さんが解説を行いました(写真)。
ボナールのパートナーのマルトや飼い猫が描かれた作品など、親しみやすい主題の作品が多く並んでおり、近年日本でも人気の高いナビ派の芸術を堪能することができました。
展覧会の最後には、ボナールの作品中に登場する風景を、描かれなかった部分まで再現しようとするAIT『Art Immersion Technology』(日経イノベーション・ラボ(日本経済新聞社)、面白法人カヤックによる)という体験型展示が設置されています。
部屋全体に絵画中の世界が映像によって拡張・投影され、見ているだけで実際に画家の視界を追体験できたように感じました。
現在在籍中のゼミ生は主にヨーロッパの近現代美術を研究していますが、それぞれの研究対象とも近い存在であるボナールについて各々学ぶことができました。
短い時間ではありましたが、充実した見学会となりました。
[ 文責:山田茉委 ]