「ニューヨークに学んだ画家たち―木村利三郎を中心に」展(坂上桂子先生監修)
@早稲田大学會津八一記念博物館
現在早稲田大学會津八一記念博物館では、「ニューヨークに学んだ画家たち―木村利三郎を中心に」展が開催されています。(8月4日(木)まで)

まだ戦後の空気が残る1960年代前後、当時アートシーンの中心だったニューヨークに多くの日本人アーティストが渡り、様々に活動を行いました。

本展覧会では、こうしたアーティストたちの作品を通じて、彼らがその頃どのような時代背景の中で、何を考え、何を表現しようとしたのかを検証します。
特に、今回初めて体系的に一般公開される、2017年に本館に寄贈された木村利三郎(1924年~2014年)の版画作品をはじめ、木村と交流のあった荒川修作や白井昭子(白井克彦元総長の姉)らの作品をともに展示し、当時の日本人アーティストたちの動向の一端を浮きぼりにしていきます。(展覧会カタログより引用)

本展覧会は、坂上桂子先生が企画されました。本ゼミに在籍する大学院生が カタログ執筆や編集に携わっています ( 展覧会カタログ目次 )。
コラムでは、学生それぞれの観点から、戦後のニューヨークを中心とするアートシーンの諸相について紹介しています。
カタログは展覧会会場でも読むことができますので、お立ち寄りの際はぜひご覧ください 。

また、7月1日(月)には同展覧会の見学会を開催しました。今回の見学会では、大学院生1人1人が気に入った作品をそれぞれ紹介し、各々が感じる魅力について述べました。
「戦後間もない時代の日本人アーティストたちによるエネルギッシュな筆跡に圧倒された」、「近未来的な表現の数々に魅了された」、など、作品についてコメントをしました。
展覧会は8月4日(木)まで開催されています。
▶︎展覧会の詳細はこちら
(博物館ホームページへ)
- 会期
2019年6月27日(木) ~8月4日(日) - 時間
10:00~17:00(入館は16:30まで) - 会場
會津八一記念博物館 2階 グランド ギャラリー - 入館料
無料
[ 文責:山田茉委、池田凪沙 ]