金沢合宿 (11/7-11/9)
第10期坂上ゼミ秋合宿では、2泊3日で金沢・富山に行ってまいりました。
県立美術館や21世紀美術館など、三日間の間に幅広くアートを学びました。
【1日目】
1日目は、石川県立美術館に集合し、赤レンガミュージアム、中村記念美術館、鈴木大拙館、金沢21世紀美術館を巡りました。
石川県立美術館では、加賀前田家ゆかりの古美術から現代の作品まで幅広く、地域由来の美術作品を中心に鑑賞しました。
石川県立美術館を見学した後は、美術の小径を歩いて赤レンガミュージアム、中村記念美術館を通り、鈴木大拙館を見学しました。水景などを用いた洗練された建築の中で、鈴木大拙の世界を体感しました。
金沢21世紀美術館では、レアンドロ・エルリッヒのスイミング・プールをはじめとする数々のアート作品に触れ、学ぶことができました。
初日から、古美術、現代アート、建築と、幅広く見学することができ、充実した1日となりました。
【2日目】
2日目は、富山に移動し、富山市ガラス美術館、ギャルリミレー、富山城、富山県美術館を見学しました。
ガラス美術館では、ガラスやアルミ、木材が使用された美しい建築の中で、現代ガラス美術作品のコレクション、空間芸術作品を体感しました。
ギャルリミレーでは、ミレーだけでなく、クールベなどをはじめとするバルビゾン派や写実主義の作品を鑑賞しました。学芸員の方の解説を伺うことができ、学びを深めることができました。
富山城の外観を見学した後は、富山県美術館に向かいました。富山、日本だけでなく世界の美術作品を鑑賞し、屋上庭園である「オノマトペの屋上」では、市民生活の中に組み込まれた、憩いの場としてのアート施設について考える機会となりました。
2日目もまた、最先端の表現に触れたり、伝統的な建築を見たり、市民の生活に身近なアートを体感したりと、実りある時間を過ごしました。
【3日目】
谷口吉郎・吉生記念金沢建築館を見学したのち、工芸、街並み・建築、現代アートで6つの班に分かれ、テーマ学習をしました。美術館や伝統工芸体験など、それぞれが自分の興味に沿った施設、街を見学しました。
庭園の見学・東茶屋街・武家屋敷跡など、それぞれの興味に沿った学習をしました。
合宿での3日間は、伝統文化から現代アートまで、幅広く多くのことも学ぶことができ、とても充実した時間を過ごすことができました。
初めての3、4年生合同の合宿でしたが、楽しく、実りある3日間となりました。
[文責:神 希海]