私たち坂上ゼミでは、2020年度のゼミ活動の一環として、インターネットを活用して世界各地の美術館に関する調査を行いました。
こちらのページからそれぞれの内容をご覧いただけます。
Musée du Louvre, Paris Musée d’Orsay, Paris The Museum of Modern Art, New York The Metropolitan Museum of Art, New York The National Gallery, London The National Gallery of Art, Washington Tate Britain, London Tate Modern, London Galleria degli Uffizi, Firenze The J. Paul Getty Museum, Los Angeles Museo del Prado, Madrid
1. ルーヴル美術館
Musée du Louvre, Paris

パリの中心部である一区、セーヌ川の右岸に位置し、世界三大美術館の一つで世界最大級の美術館である。毎年約800万人の入場者数を記録し、2018年には1,000万人を超え、過去最高となった。収蔵品は約38万点以上で、実際に公開されているのは約38,000点である。総面積は約60,600平方メートルである。
2. オルセー美術館
Musée d’Orsay, Paris

1900年のパリ万国博覧会に際してオルレアン鉄道によって建設されたオルセー駅の駅舎兼ホテルであった建物を利用して1986年に開館したオルセー美術館は、大時計やかまぼこ型の天井など駅の面影を残る建築が特徴的である。展示面積約17,000平方メートルの美術館に、常設展示で約4,000点の作品が所蔵されている。
3. ニューヨーク近代美術館
The Museum of Modern Art (MoMA), New York

ニューヨーク近代美術館(正式名称 The Museum of Modern Art の頭文字をとり「MoMA」とも呼ばれている)はアメリカ合衆国ニューヨーク市、マンハッタンのミッドタウンにある近代美術専門美術館であり、20世紀以降の現代美術の発展と普及に多大な影響を与えた。1929年に設立され、現在では合計20万点を超えるモダン・コンテンポラリーアート作品を所蔵している。
4. メトロポリタン美術館
The Metropolitan Museum of Art, New York

アメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタンにある世界最大級の美術館である。総面積は13万㎡にもおよび、約400の展示室に作品数約300万点もの作品が展示されている。2016年にメトロポリタン美術館の分館としてオープンしたメットブロイヤーでは、モダンアートの特別展が随時開催されていた(調査当時)。
5. ロンドン・
ナショナル・ギャラリー
National Gallery, London

ロンドン・ナショナル・ギャラリーはイギリス、ロンドンのウェストミンスターにあるトラファルガー広場に面している。所蔵作品数は13世紀後半から20世紀初頭までの2,300点以上で、年間の来場者数は600万人を超え、世界の美術館・博物館でもトップ10に入る。
【ロンドン・ナショナル・
ギャラリーにかんする調査報告はこちら】
6. ワシントン・
ナショナル・ギャラリー
National Gallery of Art, Washington

日本ではワシントン・ナショナル・ギャラリーと呼ばれることが多いが、正式名称はナショナル・ギャラリー・オブ・アート(National Gallery of Art)である。1941年に開館した「西館」と1978年に開館した「東館」、そして屋外の「彫刻庭園」の3つのエリアで構成されている。作品数は開館以来15万点以上の作品があり、「東館」では企画展と常設展が行われている。
【ワシントン・ナショナル・
ギャラリーにかんする調査報告はこちら】
7. テート・ブリテン
Tate Britain, London

テート・ブリテンはイギリス・ロンドンのテムズ川のほとり、ミルバンク地区にある国立美術館である。1500年代から現在までの約70000点もの作品を収蔵しており、年代別に分けられた15の展示室や作者別・テーマ別の展示室がある。2000年に大改修が行われ、最近でも拡張が続けられているため開館当初に比べるとかなり規模が大きくなっている。
8. テート・モダン
Tate Modern, London

テート・モダンはイギリス・ロンドンのテムズ川南岸、サウスバンク地区に位置する現代美術館である。イギリス国立美術館ネットワーク「テート」を構成する美術館のひとつとして、2000年5月に開館した。「テート」は、実業家のヘンリー・テートが自身のコレクションをナショナル・ギャラリーに寄贈しようとしたことを発端に生まれた、イギリス政府所有の作品の収蔵・管理を行う組織であり、他にテート・ブリテン、テート・セント・アイヴス、テート・リバプールから成る。
9. ウフィッツィ美術館
Galleria degli Uffizi, Florence

ウフィッツィ美術館はイタリアのフィレンツェにあるルネサンス絵画で有名な美術館である。フィレンツェは14世紀に毛織物業を中心とする製造業と金融業で栄え、その時代の文化を代表する一大都市であった。こうした背景もあり、ウフィツィ美術館は現在もイタリア・ルネサンス芸術の宝庫となっており、そのコレクションの数は約2,500点にのぼる。
10. J・ポール・ゲッティ美術館
The J. Paul Getty Museum, California

J・ポール・ゲッティ美術館は、ゲッティ・センターと、ゲッティ・ヴィラの2施設の総称。場所はどちらもカリフォルニア州ロサンゼルスに位置している。J・ポール・ゲッティ美術館は、5つのパビリオンと約10棟の建物で構成されており、主にゲッティ・センターとゲッティ・ヴィラに分けられる。アメリカでも有数の中世から近現代までの西洋美術コレクションで有名で、20世紀以前のヨーロッパの絵画、装飾写本、工芸などに特化していている。
11. プラド美術館
Museo del Prado, Madrid

プラド美術館はスペインの首都マドリードに位置する美術館である。1819年にスペイン王家のコレクションを集めた王立美術館として開館し、改称後も今なお多くの入館者数を誇る世界有数の国立美術館である。2019年度は約300万人の来館者数を達成した。所蔵作品数は3万点にも及び、そのうち常設展示作品数は1,300点以上である。中でもベラスケスやゴヤ、エルグレコなどのスペイン絵画が主なコレクションであるが、イタリア絵画やフランドル絵画など、外国のコレクションも豊富である。