2016年6月2,3日に、韓国の成均館大学と合同で第一回「都市と美術フォーラム」を開催しました。
本フォーラムは「都市と美術」をテーマとし、両大学の学生による8本の研究発表が行われました。
研究発表の構成は、以下のとおりです。
白承桓「ウォルウォル祭りを通して見る「北亭町」の話―都市から人へ届く芸術」
佐々木千恵「ライオネル・ファイニンガーの摩天楼表象―マンハッタン連作からグラフィック様式」
金承潤「都市再生時代の「共感、共有と協力による芸術」―聖水洞の話」
菅野美奈子「都市の労働者としての踊り子―エドガー・ドガの1870年代末における作風の変化」
金賢姃「若い力と共に行う都市再生―「弘大 歩きたい通り」と「京義線 森の道」の話」
吉村真「世紀転換期のボナールの作品における街路と通行者の変容」
全恩主, Ikseon, the Neighbor’s Talk
山田隆行, Berenice Abott’s “Changing New York” : People and Lives of the Heterogeneous Citiy
初日は研究発表、二日目は丸の内・表参道の見学会が開催され、両校にとって充実した二日間となりました。
フォーラムで使用した要旨集は以下の記事からダウンロードしていただけます。