【学部】第9期 韓国合宿

〈2018年〉
韓国合宿(5/27~6/3)
宿泊先:漢陽大学 宿舎

先日行われた第9期 坂上ゼミ韓国合宿について紹介します。今回の合宿は3年生の学部生11名と大学院生3名で行ってきました。

【1日目】5/27(日)  ソウル市内見学

飛行機に乗って夕方に宿舎に到着したあと、成均館大学のシン・ジュンジン先生と共に市庁周辺や仁寺洞、セウン商店街などを見てまわりました。紙の地図を手にしながら、様々な場所を訪れ、興味深いたくさんのお話を聞くことができました。夕食にはアワビビビンバ、さらに夕食後には韓国の伝統的なお餅も頂き、初めての韓国の夜を満喫しました。

 

【2日目】5/28(月) 景福宮見学

午前中は景福宮で衛兵交代の見学をしたあと景福宮の見学をし、グループごとに分かれて行動をしました。それぞれが思い思いの場所を巡り、ソウルの街を楽しめたと思います。

 

【3日目】5/29(火) 国立民俗博物館見学、成均館大学との交流授業

国立民俗博物館では芸術家であるリュウ・ヨンヒ先生から、先生の作品も展示されている「塩」をテーマにした展覧会について説明をしていただきました。また、韓国の暮らしの歴史を感じる展示を見学したり、韓国の伝統的な帽子をかぶる体験もして楽しみました。

グループでそれぞれ昼食をとったあと、成均館大学との交流授業では2つの班に分かれて城郭まちを見学し、フィールドワークを行いました。街の歴史や建物の説明などを現地の学生からしてもらいながら、街が抱える問題についても考えさせられ、それぞれの班で実りある時間を過ごすことができました。夕食は、成均館大学の皆さんと一緒にチムタクを頂きました。英語や韓国語でのコミュニケーションでしたが、今日出会ったばかりとは思えないほど話が盛り上がり、楽しいひと時となりました。

 

【4日目】5/30(水) 国立中央博物館見学、民画博物館見学、民画講演

午前中は国立中央博物館に行き、アジア地域の様々な所蔵品を見ることができました。膨大な所蔵作品数で、とても見応えがありました。そのあとはグループ別で行動し、民画博物館で民画の絵付け体験を行いました。絵付けしたうちわはそれぞれの個性が溢れる仕上がりとなり、素敵なお土産になりました。

絵付け体験の後は漢陽大学のジョン・ミン先生の民画についての講義を受けました。韓国の人々が民画に描いたモチーフに込められた意味や願いを知ることができ、大変勉強になりました。夕食は、美味しいプルコギやビビンバを頂きました。

 

【5日目】5/31(木) 漢陽大学との交流授業

午前中のグループ別行動のあと、漢陽大学人文学部と政策学部との交流授業を行いました。人文学部では「絵画のメタファー」、政策学部では「場所の経験と私」というテーマで発表をしました。それぞれ違ったアプローチでの発表はとても興味深く、様々なことを考えさせられた学びある交流となりました。そのあと、学内のレストランで夕食を食べながら学生達と交流することも出来ました。

 

【6日目】6/1(金) 慶熙大学との交流授業、ギャラリー・美術館見学

慶熙大学キャンパス内の見学後、美術学部の学生の作品が展示されているギャラリーでキム・ドンヨン先生からお話を伺いました。作品の見方についてのお話は分かりやすく、目から鱗が落ちるようで大変興味深く勉強となりました。

その後、国立現代美術館 徳寿宮館に場所を移して見学をしました。徳寿宮館の歴史についての展示や、様々な現代アートの展示がされており、多くの作品に触れることが出来ました。

 

【7日目】6/2(土) MBC音楽番組収録見学

午前中のグループ別行動の後、イ・ドフム先生の手配で韓国のテレビ局MBCで音楽番組の収録の見学をしました。出演アーティストはSHINee、BOL4でした。番組制作の裏側や、アーティストのパフォーマンスへの真剣な姿勢を間近に見ることのできる貴重な機会となりました。

 

【8日目】6/3(日)

お昼に寮を出発し、日本に無事に帰国しました。

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9期ゼミが始まって2ヶ月も経たない中でのゼミ合宿でしたが、今回の合宿でゼミ生の仲も深まり、様々な方の協力のおかげで充実した素晴らしい8日間となりました。

今回の合宿で得たものを、これからのゼミ活動にも活かせるようにしたいです。

過去に行われた合宿などの詳しい内容については、学部合宿ページに掲載しておりますのでぜひ御覧ください。