【学部】Immersive Museum見学会

2023年7月18日、日本橋三井ホールにて開催されているImmersive Museumを訪れました。

本展は、坂上先生が昨年に引き続き監修しているプロジェクトであり、ゼミ生の皆で見学に行きました。

前回同様、“Dive in Art”をテーマとし、鑑賞者が絵画に没入したような感覚でアートを体感できる展覧会でした。主題は「ポスト印象派」で、ゴッホやゴーガン、スーラ、セザンヌらの絵画がとりあげられていました。

展覧会の中では、特にゴッホの《ローヌ川の星月夜》が印象的でした。壁一面に映し出された《ローヌ川の星月夜》の水面部が揺らめく演出がなされており、本物の絵画を鑑賞する際には味わえない臨場感を体感することができました。他の作品についても、それぞれの絵画に合った映像演出が施されている一方で、絵画の筆致や絵の具の凹凸がしっかりと反映されていて、絵画だけでなく映像技術にも興味が沸きました。

また、平日の17時30分以降に来場すると来場者特典として生花が1輪プレゼントされ、ゼミ生一同もひまわりをもらいました。思いがけないプレゼントに皆の顔に笑顔が浮かびました。

通常の展覧会では自らの身体を動かして作品を鑑賞しますがここでは、鑑賞者自身がビーズクッションやマットに座り、作品側が鑑賞者に向かってきて鑑賞者を包み込むようになっており、その鑑賞スタイルに斬新さを覚えました。作品だけでなく、展覧会の在り方や鑑賞スタイルについても考えることができる機会となりました。

【文責:石澤果林】

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