
2025年11月18日、国立西洋美術館で開催されていた企画展「オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語」を訪れました。
鑑賞前には、早稲田大学大学院文学研究科を卒業され、現在は同館の特定研究員を務める久保田有寿さんから企画展の概要について解説していただきました。印象派の画家同士の交流や100点にものぼる展示作品とその展示内容など、今回の展覧会の見どころについてもお話をいただきました。

印象派といえば戸外の光を描いた屋外での作品制作のイメージが強いですが、今回の企画展では印象派の画家たちが描いた屋内の作品に焦点が当てられていました。
画家同士の交流が見受けられる肖像画や家庭の日常風景を切り取った作品、室内の壁面装飾を目的として制作された作品などを通して、印象派と室内との関係やその表現について理解を深めることができました。
また、今回の企画展の顔ともなる日本で初めて展示されたエドガー・ドガの代表作≪家族の肖像(ベレッリ家)≫を鑑賞する貴重な機会にもなりました。

鑑賞後には4つの章それぞれでグループに分かれ、各章に展示されていた作品について取り上げ所感・分析を共有する発表を行いました。戸外を描いたものだけに留まらない印象派の作品とその魅力について学ぶことができました。
【文責:肥後瑞姫】